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人間らしく生きるために 社会と人間の根本を学ぶ
『186期 日本近現代史教室』ご案内
第186期日本近現代史教室

学び舎「ともに学ぶ人間の歴史」を読む

学び舎「ともに学ぶ人間の歴史」とは?・・・
民主的な現場教師が集団的につくりあげた
中学校の歴史教科書で、実際に使われています

5/31(水)~8/2(水)  
毎週水曜日(全10回)
6:45pm~8:45pm
講師:西尾 泰広 他(勤労協講師)
会場:関西勤労協会議室(森ノ宮)
テキスト:『ともに学ぶ人間の歴史』+資料

① 5/31 歴史教科書をめぐる対抗
―学び舎と育鵬社―
② 6/ 7 第6章 世界は近代へ
③ 6/14 第7章 近代国家へと歩む日本(1)
④ 6/21 第7章 近代国家へと歩む日本(2)
⑤ 6/28 第8章 帝国主義の時代(1)
⑥ 7/ 5 第8章 帝国主義の時代(2)
⑦ 7/12 第9章 第2次世界大戦の時代(1)
⑧ 7/19 第9章 第2次世界大戦の時代(2)
⑨ 7/26 第10章 現代の日本と世界(1)
⑩ 8/ 2 第10章 現代の日本と世界(2)

いま(2017/03/09 現在)、世間のもっとも注目をあつめている大阪発のニュースと言 えば、森友学園をめぐる一連の騒動である。賄賂や政治力を使って、国民の財産である国 有地をタダ同然で手に入れ、虚偽の申請で国の補助金をだまし取るような輩が、「教育者」 として、「愛国心」や「道徳」を説き、日本人の誇りなどとのたまう。その根本には、戦後、 衆参両院において明確に否定された「教育勅語」があり、韓国や中国へのヘイト思想を隠 そうともしない。こうした教育方針に、安倍首相は共鳴し、首相夫人は名誉校長に名を連 ねた。橋下・維新も府審議会の審査基準を改定し、小学校設置を後押しした。

森友学園のケースは、極端な事例といえるかも知れないが、愛国心を強調し、道徳の教 科化をすすめ、育鵬社版の歴史教科書を後押しする安倍政権や大阪維新の目指す教育のい きつく先を示しているようにも思われる。

もちろんこうした現状や歴史観を批判し、育鵬社歴史教科書の採択を許さない活動をす すめることは大事なことであるが(育鵬社採択が集中している大阪ではとくに)、よりよい 教科書をつくり、広げ、こどもたちや私たち自身が豊かな歴史認識を育てていくことも、 また重要なのではないだろうか。

本教室でとりあげる、学び舎の中学校歴史教科書『ともに学ぶ人間の歴史』は、①子ど もや女性に光を当て、②時代を生きる人々の姿、新しい時代を開く民衆の声をいきいきと とらえ、③東アジアそして世界からの目で日本史を把握し、④戦争の現実を見据え、平和 を考え、⑤主権者として現在の課題に向きあう、ことを目指して編集されたものである。 現場の先生たちが、長年の教育実践を踏まえて執筆されていることもあって、テーマ選択 や叙述スタイルにも工夫を凝らし、中学生はもちろんのこと、大人にとっても読み応えが あり、学びがいのある「教科書」に仕上がっている。一読すれば、歴史教科書のイメージ が一新されること間違いなし!

今年 5 月 3 日には、憲法施行 70 年を迎える。「平和憲法」の危機的な状況を打開し、 日本とアジア、そして世界の平和な未来を築いてくために、この教科書をともに学びあい たいと思う。

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[2017/05/24 22:02] | 近現代史教室 |
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