まいど! 関西労働学校です
人間らしく生きるために 社会と人間の根本を学ぶ
第185期 関西労働学校 科学的社会主義の経済学教室
第185期 関西労働学校 科学的社会主義の経済学教室

『資本論』発刊150年にあたって、
マルクス自身による『資本論』の最高・最良の入門書を学ぶ

『賃金、価格および利潤』を学ぶ

① 国際労働者協会(インタナショナル)とマルクス
② 賃上げは物価も上がるから無益で無用なのか
③ 「賃金が価格を決定する」論はどこが誤りか
④ 商品の価値とは何か―科学的経済学の第一歩
⑤ 社会的な生産力の発展と、商品の価値および市場価格
⑥ 労働者は資本家に何を売るのか―労働力が商品になる
⑦ 資本家の利潤は、どのように、どこから生まれるのか
⑧ 賃金、価格、利潤は、相互にどのような関係にあるのか
⑨ 労働時間短縮の闘いによって獲得した自由な時間の意義
⑩ 資本家階級と労働者階級との闘争の性格とその展望
2/9(木)~4/13(木)
毎週木曜日(全10回)
6:30pm~8:30pm
講師:東野宏昭(関西勤労協講師)
会場:関西勤労協会議室(森ノ宮)
テキスト:マルクス『賃金、価格および利潤』
『賃金、価格および利潤』はマルクスが1865年に国際労働者協会(インタナショナル)でおこなった講演の原稿にもとづいて、1898年に末娘エリナによって出版された書物です。
この著作の大きな魅力は、科学的社会主義の経済学の基礎理論――価値とは何か、搾取とは何か、階級闘争はなぜ起こりどんな意義があるのか、――を、マルクス自身が心を込めて熱く、労働者に直接に語りかけているところにあります。
いま日本では、大企業は史上最高の利潤をあげ、内部留保は300兆円を超すというのに、労働者の実質賃金はこの20年間低下し続けています。非正規雇用の拡大、雇用の不安定化も深刻です。このような情勢のなか、「賃金とは何か」など経済学の基本的な問題を論じたこの本は、あらためて学びがいのある著作となっています。
国際労働者協会(インタナショナル)の創立とマルクス
1864年9月、ヨーロッパやアメリカで資本主義が急速に発展し、労働運動や社会主義をかかげる運動の高まりのなか、国際労働者協会が、労働者階級の最初の本格的な国際組織として、ロンドンで生まれました。マルクスは当時、20年余の経済学研究をへて『資本論』全3部の原稿を書き終え、第1巻の出版のための最後の仕上げの真っ最中でしたが、協会の誕生を前に運動に参加。創立宣言の起草をはじめ、組織発展のため、実質的な指導者として、献身的にその役割を果たしていくのです。
『資本論』の水準をふまえて、労働者階級のたたかいの意義を解明
インタナショナルは、各国の労働者の経済闘争やストライキ闘争を最初から重視していました。そんな時にイギリスの評議員のウェストンが「賃上げ闘争をやっても、労働者にはなんの利益にもならない。労働組合も有害なだけだ」という持論を持ち出してきたのです。こんな労働組合否定論を放っておけないと、マルクスは事実にもとづいて具体的に反論し、『資本論』研究によって到達した「価値論」、「剰余価値論」、「搾取との闘争論」などを初めて、まとまったかたちで中央評議会で講演したのです。さらに、この講演で新しい恐慌論が語られました。恐慌は一定の周期で起こる当たり前の経済循環で、資本主義は恐慌を通じて発展するという見方に立ち、その中で「労働者はいかにしてたたかうか」という議論を展開します。そして、労働者は資本主義の枠内にとどまることなく、新しい社会をつくる旗、「賃金制度廃止の旗」を高く掲げなければならないと結論したのです。
テキストの全文を教室みんなで読んでゆく
本教室では、マルクスと末娘エリナが残してくれたこの素晴らしい経済書の全文を、段落をおいながら解説し、そのあと、みんなで質問・感想を出し合い、いっそう理解を深めていきます。教室みんなの力で、楽しく語り合い、学びあい、成長していく、そんな経済学教室に、あなたもぜひご参加ください。
東野宏昭
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[2017/01/04 14:32] | 経済学教室 |
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働くものにふさわしいものの見方・考え方・そして変え方をみんなで一緒に学ぶ学校です。

主催:関西勤労者教育協会
   大阪市中央区森ノ宮中央1-14-17
   ICB森ノ宮ビル402号
   電話 06(6943)1451

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