11月1日(金)に総合教室の4回目が行われました。
今回の内容は「第4課 資本主義と搾取のしくみ」でした。 資本主義社会では、資本家の利潤の為に、 売ることを目的に「商品」を生産します。あらゆるものが商品として生産され売買されます。 そして、労働者も資本家に売る商品を持っています。 それが、「労働力」です この労働力は他の商品(例えば服やお菓子など、お金で購入できる物と考えます。) と同じように売買されるべきなのですが、 資本家は少しでも支払いを少なくする為に、 「売り上げが悪いから~」や「不況だから~」などと理由をつけ、ケチってきます。 冷静に考えれば、服やお菓子などを買う時に一々、値切ったりはしないものですよね 労働力の商品としての価格は労働力を作り出すのに必要なお金、 つまり、労働者が人間として当たり前の生き方ができる生活費です なので、決して安売りしてはいけませんよ~ 労働力には他にも価値を生み出すという特徴があります。 資本家に雇われて労働力を使うことにより、あたらしい価値を生み出します。 その価値から必要労働分を差し引いても残る部分… それを「剰余価値」(利潤)といい、資本家の取り分になります。 これが「搾取」です 資本家は儲ける為に会社を経営しますので利潤が出ないことはしません。 したがって、どんなに真っ当で今ある法律を全て守っている企業でも搾取はあります。 よく耳にするブラック企業は違法行為を行ってでも 搾取を高めている企業であるといえます。 契約どおり賃金を払い、価値どおりに商品を売っているので、資本主義社会の搾取は目に見えません。 また賃金と利潤は反比例の関係ですので、 資本家と労働者の間には対立が生まれます。 今回はここまでです。 今回の交流会は「中華料理あかまつ」で行いました。 自己紹介と4回目が終わった段階での感想と好きなものを出し合って 大いに盛り上がりました。 以前に自己紹介カードで好きなもの、嫌いなものを書いてもらっていたのですが、 新たに追加して発表する人、以前に書いたものをより詳しく紹介する人がいました。 なぜか?好きな人(タレントさん)を発表する流れになっていて、 吉永小百合さんなどがあげられ、異常に盛り上がりました。 他にも職場での飲み仲間や、やる気のある教授などをあげられ、 それぞれに多様で本当に楽しかったです。 次の5回目 第5課では「賃金・労働時間・働き方を考える」を学びます。 次回もCOCO今ですよ~
スポンサーサイト
|
|
プロフィール
|
Author:関西労働学校
|
カテゴリ
|
|
カウンター
|
|
最新トラックバック
|
|
検索フォーム
|
|
リンク
|
|
ブロとも申請フォーム
|
|
RSSリンクの表示
|
|
QRコード
|
|