まいど! 関西労働学校です
人間らしく生きるために 社会と人間の根本を学ぶ
関西労働学校哲学教室第7課
第7課 科学的なものの見方

今回は科学とは何かについて考える機会となりました。
みなさん印象に残ったことはさまざまでしたが、科学は事実にもとづくってことや、民主主義の考え方と重なるってところが強いかなあ…と思いました。

科学的な立場からの宗教のとらえ方もよかったみたいですね。
そういえば、知人が某宗教団体の教祖が「堺雅人と対談」と書いてるから、よく見てみると「の守護霊」とあったそうです。笑えるけど悪質ですよね。この宗教団体は名前に「科学」と入っているのですが、どこが「科学」なのかなとも思います。

交流会はブラック企業について、みんなで話し合いました。新日本婦人の会の署名に「ブラック企業度テスト」みたいなのがありまして、なかなか興味深いものでした。ちなみに私の職場は7つも当てはまるところがありました。

annke-to.png


↓こちらは差し入れの「ウズラの燻製」です
ビールが欲しくなるおいしさでした。
ありがとうございました。
うずら
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[2014/03/31 12:45] | 哲学教室 | トラックバック(0) | コメント(2) |
総合教室第7課
総合教室の第7課は「労働組合とは何か」でした!

・なぜ労働組合をつくるのか
・労働組合の誕生とその発展
・労働者と労働組合の権利
・労働組合はすごいぞ

上記の内容を学んでいきました。

大阪市長がなぜテレビなどであれほどまでに組合バッシングを繰り返し、国民を煽って組合敵視をすりこんでくるのか?

労働組合をつくる意味・歴史・権利を学ぶことで資本家階級が労働組合運動が旺盛になることをものすごく嫌がっているのが分かり「そおいうことか!」とスッキリしました。

同時に資本主義のもとでは労働者はたたかわなければ生活も権利も守ることができないと再確認しました。

「労働組合」という言葉だけを聞くとなにやらいかついイメージがあるのでしょうか・・・

しかし、労働組合は労働者ならだれでも入ることのできる大衆組織であり、要求実現の組織であり、民主主義を大事にします。何よりも「おかしいことをおかしい」と言うことのできる組織です。

世間で流される組合バッシングを聞いてましたが、今回の講義で聞いた「労働組合」について思ったことは労働組合ってメッチャすごいやん!

学生さんの感想では「会社ともめると裁判するしかないのかと思っていたが、組合があると団体交渉という話し合いの場をもつことができるのが分かって良かった」と言われていました。


交流会では「絵尻取り」をしました。皆さんなかなかの画力を発揮され笑いが絶えない白熱のチーム戦がくりひろげられていました。


[2014/03/28 19:32] | 総合教室 | トラックバック(0) | コメント(1) |
近現代史教室☆第8回目講義
日本近現代史教室第8回目講義は「日米安保と『高度成長』をめぐるせめぎあい」をテーマに学びました。
安保闘争やベトナム反戦運動、「高度成長」での社会保障運動などなど内容盛りだくさん、資料も盛りだくさんの講義でした。支配層の憲法を無視したアメリカいいなり政治などには腹が立ちます
一方で、そんな政府の好き勝手を許さず、平和と民主主義を守るためのさまざまな運動が起こっていたことは聴いているだけで感動の嵐です
そんな講義でも印象深い内容を一つだけ紹介します。それは、

韓国と日本の関係正常化が植民地支配などの日本の責任を不問にしたこと

です。当時、韓国はベトナム戦争に参戦していましたので、その韓国政府を安定化させることでベトナム戦争を支援するために日韓関係正常化をおこないました。そのため、本来問われるべき日本の戦争・植民地責任が問われませんでした。今まで続く日韓関係の問題を考えるときに、このことは重要だと感じます

また、講義の後の感想交流では、同時代を生き、活動してきた学生さんたちが当時のことを詳しく語っていました。当時の状況をよく知れる感想討論でした

さて、交流会では「絵しりとり」をしました。制限時間内にどれだけ多くの絵しりとりができるかを2つのチームに分かれて勝負しました。なかなか、絵が思いつかず悪戦苦闘しながら楽しみました
今回は講師もゲームに参加してくれました。
ちなみに、その先生が描いた力作(クジラ)がこちら↓
近現代史「絵しりとり」(西尾作品)

芸術的ですよね
次回もお楽しみに~
[2014/03/27 10:38] | 近現代史教室 | トラックバック(0) | コメント(0) |
第6回資本論教室☆
第6回は・・・労働力が商品になる--「労働力とは何か」についても考える 
      第4章・第2節「一般的定式の諸矛盾」
      第4章・第3節「労働力の購買と販売」第3篇「絶対的過剰価値の生産」
      第5章・労働過程と価値増殖過程 第1節「労働過程」 を学びました。
〈学生さんの感想〉
☆だいぶんイメージが広がり、視野も広がりました。どうしても、今までは「そうは言っても会社も物いりだし…」という感覚が抜けなかったのですが、資本論を順番に系統的に学んで、ようやく感情的なものを抜いて考えることができたような気がします。
☆「資本が資本であるために『価値』(勝ち)続けなければならない」資本は資本であるためには、ひたすら金儲けをするしかないのですね。今の非正規労働のまん延は、労働者に本当の「労働力の価値」を保障していませんね。まともな「労働力の価値」を実現するためには、労働者階級の団結した闘いが必要ですね。
皆さん、回を重ねる毎に資本論の魅力が伝わっていってるようです。

〈交流会の様子〉
恒例の歌コーナーは「命どぅ宝」でした。今回は曲を聴き次回に歌っていきます。台詞もあり、なかなか大作です☆その後は、Mかみにて食事交流会をしました。みんなで、沖縄の話や、映画の話など楽しく交流しました。蒸し豚も久しぶりに食べておいしかったな
[2014/03/25 22:07] | 経済学教室 | トラックバック(0) | コメント(1) |
「学習の友(3月号)」学習会
「学習の友(3月号)」の学習会

3/31(月)19時スタート

場所は勤労協

参加費は無料です。


「学習の友」3月号をお持ちください。みんなで読み合わせ学習します。
ない方は当日購入もできます。

学習の友
[2014/03/24 23:00] | お知らせ | トラックバック(0) | コメント(0) |
公開講義(追加しました)
公開講義の情報を追加しました。

★4/2(水)18:30~ 日本近現代史教室第9課 テーマ「戦後日本の教育と教科書をめぐって 
                                     場所は勤労協(森ノ宮) 

★4/4(金)18:30~ 哲学教室第8課 テーマ「人間らしく生きる」 場所は勤労協(森ノ宮)

★4/8(火)18:30~ 総合教室第9課 テーマ「憲法と平和と暮らしに」 場所は勤労協(森ノ宮)

公開講義は関西労働学校の学生さんはもちろん、どなたでも無料で受講していただけます。
気になる教室がある、労働学校にどんなところ?・・そんな方はこの機会にぜひ!
[2014/03/24 22:32] | お知らせ | トラックバック(0) | コメント(0) |
近現代史教室☆第7回目講義
近現代史教室第7回目は「逆コースをめぐるせめぎ合い」について学びました。
占領政策の転換、朝鮮戦争の勃発などのなか、憲法改正や再軍備化を求める流れが出てきました。しかし、学者や著名人を中心に平和に関する積極的な声明などが出され、平和と民主主義を守る運動が活発化するなかで、平和と民主主義、日本国憲法が国民に再認識され、社会に根付いていったのです。そんな平和と民主主義を守るさまざまな運動の中で、特に印象深かったのは、破防法反対闘争です。
日本が独立するとGHQによって抑えてきた社会運動を抑えられるか心配な支配層。戦前のように治安維持法もない…。そこで、出てきたのが破防法でした。しかし、この法律を許さない運動が盛り上がり、法律は成立したものの、実際に法律を適用させることをさせませんでした
特定秘密保護法は大きな反対運動の中で、強行採決されましたが、破防法と同じように、法律を適用させず、実質撤廃にするために、一層運動を盛り上げないといけませんね
たたかいはここからです

さて、そんな学習で元気になったあとは、お食事交流会でした。今回は、「自分を動物に例えたら何か、なりたい動物は何か」をテーマに一言発言してもらいました
「自由気ままな猫がいい」「私は羊かな」などなどいろいろなものが出てきましたが、案外多かったのは「ヒト」。やっぱり、人間っていいな~
次回も楽しく学んでいきましょう
[2014/03/24 16:36] | 近現代史教室 | トラックバック(0) | コメント(0) |
総合教室第6課
第6課では現代資本主義の特徴-大企業の支配を学びました!


・資本主義は発展している
・大企業による経済支配
・国家による経済への介入-国家独占資本主義
・大企業中心の経済とその民主的規制

上記のことを学習するなかでニュースなどでよく耳にする「構造改革」、「規制緩和」、「国際競争力」といった言葉を労働者の立場から考えられる学びができました。


また、「町の商店街がシャッター通りになっていったり、中小企業の工場がつぶれていくのにも現在の大企業が資本を大きくしていくためのルール作りの中では避けられない現象だと思う」と感想が出されたり、「大企業中心のルール作りをやめさせるためには国民生活を中心に考えていく民主的改革が必要というのは分かった」と感想が出ていました。

閉塞的に見える日本の経済も講義の最後では打開するための政策が話されて労働者がどう考えて自分達の代表を選挙で選ぶのかは本当に大事なことと確認できました。


ニュースなどのたくさんの情報を労働者のものの見方・考え方で見ていくことが大切だと深めることができる第6課でした!
[2014/03/23 16:59] | 総合教室 | トラックバック(0) | コメント(1) |
公開講義のお知らせ
公開講義のお知らせです

★4/4(金)18:30~ 哲学教室第8課 テーマ「人間らしく生きる」 場所は勤労協(森ノ宮)

★4/8(火)18:30~ 総合教室第9課 テーマ「憲法と平和と暮らしに」 場所は勤労協(森ノ宮)

公開講義は関西労働学校の学生さんはもちろん、どなたでも無料で受講していただけます。
気になる教室がある、労働学校にどんなところ?・・そんな方はこの機会にぜひ!

[2014/03/22 21:34] | お知らせ | トラックバック(0) | コメント(0) |
関西労働学校ーー身体編ーー
昨日「大阪城リレーマラソン」に出場してきました。
心配された天気も持ち直し、マラソン日和となりました。

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運営事務局が中心の総勢12名が出場。

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「関西労働学校」チームと「関西勤労協」チームに分かれ、
トータル42.195キロを走ります。
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制限時間は4時間!
1チーム6人ですので、一人平均7キロ、
それも1キロ5分40秒ペースで走らないといけません。
結構厳しいです。

走る前は、完走できるかなぁと、
心配していたのですが・・・

両チームとも余裕の完走!
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普段は4キロしか走ってない・・とか、
練習では7分ペースだったのに・・という人も、
いつも以上の力を発揮していました。

普段は、労働学校で思考を鍛え、
今日は、マラソンで身体を楽しく鍛えました。
しんどかったけど、気持ちよかった~

学生さんも来てくれて応援してくれていました。
ありがとうございました。

[2014/03/22 21:04] | その他 | トラックバック(0) | コメント(3) |
近現代史教室☆6回目講義
日本近現代史教室6回目は日本国憲法制定について学びました。
2月14日の大雪で各地が大きな被害を受けていたとき、のんきに支援者と一緒にてんぷらを食っていた安倍首相、自分の被害対策への遅さを棚に上げて憲法に緊急事態条項がないことが悪いと言い張る安倍首相、フクシマの被害をだしに、トーキョーオリンピックを誘致して、大型開発で巨大利権政治を行なおうとする安倍首相、アメリカと一緒に戦争するため立憲主義を無視する安倍首相、歴史認識ではアメリカさえも失望する行動をとり続ける安倍首相…。そんな安倍首相がどうしても変えたい日本国憲法はどのようなものなのかを学びました。
なかでも、印象的だったことを2つほど…

一つ目。9条によって平和が確保されてこそ、基本的人権、自由、民主主義、健康で文化的な生活が保障される

軍事費を大きくしないことで、福祉などに予算をまわすことができます。逆に、9条をなくすとどうなるか…。今安倍首相は集団的自衛権を認めるように9条の解釈改憲しようとしています(これ自体めちゃくちゃな話です)が、それとセットなのが、特定秘密保護法です。国家機密に触れたら、何がいけなかったかわからないのに犯罪者になり、自由、権利を制限されることになります。これが平和主義のない世界…、恐ろしいですね

二つ目。憲法は押しつけではない

確かに、GHQが草案を書きましたが、そこには民間の憲法研究会による草案が反映されていました。また、押しつけ、押しつけと言いますが、日米安保は、イラク派兵は、オスプレイは、集団的自衛権は押しつけではないのでしょうか?
また、「自主憲法」制定と「改憲」を企てていること自体がアメリカの押しつけです。憲法押しつけ論がいかに国民をだましているかがわかりますね

さて、今回の交流会は、憲法全文を見て話合いました。じっくりと日本国憲法を見てみると、おなじみの9条や25条などだけでなく、条文ひとつひとつがこれまでの歴史を反省し、つくられたものであることが、よくわかり、みんなで宝物探しをしているようでした
ぜひ、皆さんも全文見てみて下さい
ちなみに、次回はお食事交流会です
[2014/03/18 18:19] | 近現代史教室 | トラックバック(0) | コメント(2) |
☆第5回目 資本論教室☆
 今回の講義は貨幣と資本・・・資本は、最初は貨幣として現れる 
 第3章「貨幣または商品流通」・第4章第1節「資本の一般的定式」
 


  すべての商品が価値としては対象化された人間的労働。価値尺度としての貨幣は、
 諸商品の内在的な価値尺度である労働時間の必然的な現象形態である。
  貨幣は、市場で商品交換を「仲立ち」し、現金で活動する。商品の交換過程は
 販売と購買の2つの変態(形態変換)の統一である。販売と購買は互いに自立し対立
 しながら、いずれの一方がかけても商品の交換は成立しない。

  W-G-W…使用価値が目的。貨幣の運動が消え失せる
  G-W-G…交換価値そのもの。貨幣が主体になり、自己自身を増殖する
  G-W-G′…価値の増殖

  資本の本質は剰余価値を生産する価値である


 <学生さんの感想>
 ・労働者ではG-W-G′で貨幣が仲介しているが、資本ではG-W-G′と
 貨幣が主体になり、貨幣が増えるのが剰余価値によるものでそれが何かとい
 うことが面白そうになってきました。

 ・「W-G-Wは販売購買であるのに対し、G-W-Gは“投資”だ」この
 違いが分かった気がします。モノを買うために使うお金が、その真逆の「主役」
 に転化して、ただひたすら増殖する存在になってしまうのですね。資本家は、
 貨幣を増やすことのみに狂奔する。今の世の中では株価さえ上がれば良くて、
 モノを生産することはそっちのけになっていますね。


  今回の交流会は、まずは東野先生のギター演奏で、「WHERE HAⅤE 
 ALL THE FLOWERS GONE?」をみんなで歌いました。
  聞いたことのある歌だったのですが、歌うとなかなか難しく、練習が必要だな
 と思いました
  歌の後は漢字ゲーム をしました。
  2チームに分かれて、「ニンベン」「キヘン」の付く漢字、「そう」「かん」
 と読める漢字を黒板にかいていきました。
  すぐに思いついて書く人もいれば、まったく浮かばなくてたたずむ人
 などもいて、意外と盛り上がりました
  東野先生も楽しそう参加されていました
  次回は、学生さんの希望で「むらかみ」にて交流会をします
  みなさん、是非参加してくださいね

  
  
 
[2014/03/18 06:55] | 経済学教室 | トラックバック(0) | コメント(2) |
第176期関西労働学校哲学教室
第6課 真理と価値
 今回のテーマは「真理と価値」。おいおいおい、先週までは唯物論だとか弁証法だとか小難しい話だと思っていたら、今回はしんりとかち?唐突じゃねえか…とお思いのあなた!おっしゃるとおり!そう思うのも無理はない。
 
 しかし!ようは「正しい認識」が大切って話で、世界をどうとらえるかって話とがっちり連関してました。

 真理とは現実と認識の一致をいい、個人的な立場に左右されがちと思える価値にも客観的な要素があるっていうのが印象に残りました。

 そういえば、大阪都構想っていう妄想に価値を見出している人もいるけど、その人たちって「正しい認識」にもとづいているんですかねえ。

 大阪府と大阪市があるのは「ふしあわせ」だっていうダジャレ以外には、「二重行政でムダ」論に光るものがないなあと思うんですが。

 都構想実現した暁には4000億円の効果があるといっていたのが、数百億円しかないと修正し、しかもその数百億円の中身は地下鉄民営化275億円、ごみ民営化79億円、バス民営化18億円、水道効率化10億円、下水道包括委託8億円など都構想とまったく関係ないものがほとんど。

 ぜんぜん「正しい認識」にもとづいていません。

 反対に都構想実現すると新大阪‐関空間たった5分の時間短縮に2000億円、新しい区役所5つ、新しい区議会5つ、そのために経費アップなど、「都構想こそムダヅカイ!」がハッキリしています。

 こうみると都構想に「価値」なしといわざるをえません。

 市民にとって必要なものは、人権や人間の尊厳など日本国憲法に保障された人間的価値でしょうね。そのためには階級闘争が必要というのもよかったなあ。

 交流会は創作料理のお店「あかまつ」で飲んで食ってしゃべって盛り上がりました。学生の皆さんの半分受講しての感想が心に染みましたぜ。

 21日は祝日で労働学校はお休みです。28日にお会いしましょう。

 あ!それから8回目の講義「人間らしく生きる」は公開講義です。どなたでも受講できますので、ぜひおこしを!
[2014/03/17 15:35] | 哲学教室 | トラックバック(0) | コメント(3) |
総合教室第5課
総合教室第5課は「賃金・労働時間・働き方を考える」です!

(以下少し内容を修正しました)

労働者なら関心を持たざるを得ないタイトルではないでしょうか?



1.すべての労働者は搾取されている
・資本主義のしくみは、個々の会社とそこで働く労働者との個別的な関係だけを見ていてもみえてきません。労働者が全体としてつくりだした剰余価値が資本家全体に分け取りされているということです。また、剰余価値は生産の過程でつくりだされているだけですが、商業・銀行・サービスなどの非生産部門にも生産部門でつくられた剰余価値が分配されます。そうした過程で、それぞれの部門の労働者は搾取され、資本家たちもまた利潤をあげることになります。

2.賃金は労働力の価格
・資本主義のしくみをつかむためには、賃金が「労働にたいする支払い」ではなく、「労働力という商品の価格」であることを明確にすることが大切です。

・賃金は商品の価格なのですから、買い手(会社)の支払い能力によって決まるものではありません。

・労働力を売るということは、時間ぎめで労働力の使用権を会社に渡すということです。したがって、労働時間をあいまいにしてはなりません。また、賃金は「どんな労働をしたか」によって決まるものではありません。

・労働力商品の価値は労働力を再生産するために必要な生活手段をつくりだすのに費やされた労働時間の長さによって決まります。つまり、労働力をもつ労働者とその家族が健康に生きつづけるための生活費のすべてということです。本人の生活費、家族の生活費、技能養成費からなっています。労働力の価値は、他の商品とちがって、社会的・歴史的要素をふくんでいて、国によって時代によって異なります。


3.人間らしく働き、人間らしく生きるために
・労働力の価値、すなわち賃金にかんしても、労働者個人の個別的な賃金ではなく、労働者全体の賃金水準を上げていくことが決定的に重要です。

・資本家(会社)は、剰余価値を増やすためならなんでもやります。労働時間の延長・労働生産性の向上・労働強化、これらを組み合わせて搾取を強めます。

・長時間で過密な労働によって労働者の自由な時間とたたかうエネルギーが奪われます。労働組合が、長時間労働や労働強化に反対する闘争を、賃上げその他の要求以上に、特別に位置づけてとりくむことがきわめて重要なのです。

今回の講義も大事だなーと実感しました

賃金、労働時間、働き方について今まで思わされこんでいた「給料は頂くもの」、「成果が上ってないから低賃金で当たり前」、「成果を上げるためには長い時間働くのも仕方ない」といった考え方を見直す学習ができたと思います。


総合教室の講義は全10回で一つのつながりを持って学んでいきます。1回、1回の講義が面白いのももちろんですがつなげて考えていくことでより楽しく学べます!来週からは後半戦、楽しんでいきましょう!


今回の交流会は食事交流会でした。おいしい中華を食べながらワイワイともりあがりましたよー
[2014/03/14 19:29] | 総合教室 | トラックバック(0) | コメント(4) |
第176期関西労働学校哲学教室
第5課 世界の生きた姿をとらえる

今回のテーマは、「世界の生きた姿をとらえる」ということで、弁証法を深める内容でした。

「ものごとには発展の法則がある」ってことをつかむ上で、「発展的な、創造的な仕事というのは、過去に達成されたものの枠を破るだけでなく、過去に達成されたものをしっかりふまえてこそなしとげられるものです」というフレーズに、共感を覚えた人が多かったようです。

かつて小泉元首相の「自民党をぶっ潰す」だとか、維新の会の「グレートリセットして大阪都をつくる」などは、全面的否定であり、発展の要素なしですね。

そういえば、維新の会は大阪都が実現すると、「大阪市は現在24区あって、ひとつの区でひとつずつ問題があると一人の市長が24個の問題を解決しないといけない」「1日1件解決しても、24日かかる。これを5つの区に分け、それぞれの区長が取り組むと1人4~5件の問題ですみ、解決スピードが5倍になる」ととんでもないデマをふりまいています。

これこそまったくの機械論です。大阪市には医療や年金、教育、介護など様々な問題があります。しかしそれは決して各区ごとにバラバラに起こっているわけではありません。24区に共通する問題点と複数の課題に共通する原因があります。大阪市が全体として解決する方が効率的ですし、大阪市全体でないと解決できないものが圧倒的でしょう。

大阪市が5つの区にバラバラにされると、それぞれの区に議会が必要ですし、職員も今まで以上に必要です。だいたい新しい区役所を建てる土地もありません。大阪都構想こそムダづかいです。

自然や人間だけでなく、社会や自治体も生き物、有機体です。全体としてとらえる必要があるとあらためて思います。弁証法的なものの見方・考え方が大切ですね。

交流会は、マジカルチェンジというゲームをして、「見たことある有名人」や「地元自慢」で盛り上がりました。


[2014/03/10 15:38] | 哲学教室 | トラックバック(0) | コメント(10) |
総合教室 第4課
4課からは経済分野に入っていきます!

資本主義経済の特徴
・生産物は自分で消費するためではなく、売るためにつくられていて、商品生産は社会のあらゆる部門におよんでいます。
・人間の労働力さえも商品として売買されています。
・資本家は利潤を目的として商品生産をおこない、もうかるものならなんでもつくります。


商品とは何か
・商品は使用価値と価値という2つの性質をふくんでいます。
・商品は労働の生産物であり、人間の労働が価値をつくりだします。
・商品の価値の大きさは、その商品を生産するときに支出された労働の大きさ、すなわち労働時間の長さで決まります。


賃金とは何か
・労働とは、労働者のもつ労働力と資本家のもつ生産手段とがむすびついて、労働力が使用・発揮・消費されることです。
・労働者が売っているのは、労働ではなく、労働者の身体にそなわっている能力、労働力なのです。賃金の本質は労働力という商品の価格です。
・労働力の価値は、生産に必要な労働の大きさによって決まります。
・賃金は生活費


労働者は搾取されている
・会社は、労働者に価値どおりの賃金を支払い、労働者を約束どおり働かせることによって、必要労働をこえる剰余労働、その結晶である剰余価値をわがものとします。これが、資本主義における搾取です。
・労働者の賃金が増えるということは資本家の利潤が減るということであり、資本家の利潤が増えるということは労働者にたいする搾取が強められるということにほかなりません。
・賃金が「労働にたいして支払われる」ことによって搾取が目に見えなくなるのです。


今回の交流会では学生さんから突如出されたお題「恋・愛は科学できるのか?」をみんなで話しあいました。老若男女の意見が混ざり合い、盛り上がりました。次回の交流会は食事交流会です!
[2014/03/07 19:14] | 総合教室 | トラックバック(0) | コメント(4) |
☆第4回目 資本論教室☆
  今回の講義は商品生産社会なぜ「モノとカネが支配する社会」になるのかでした。
  商品生産社会では、「モノ」によって「人」が支配されている。
  「カネだけ、いまだけ、自分だけ」 なぜそうなるのか?
  商品の物神的性格…「モノ」に価値というものがつくと、買ってくれる。
  →たくさん売れるとお客さんより商品が神様!?
 
  単なる労働生産物である金・貨幣が、すべての商品を手にいれることのできる
 万能の力を持ったものとして、崇拝され、渇望される。
  →金・貨幣は人間の生活・幸福をも左右する力を持っている!?
  労働生産物が「商品」として生産されない社会では、物神的性格は見られない。
  
  商品生産社会も、社会の物神的性格も、経済的な土台における変革があって
 はじめて消滅にむかう。そして、未来社会へ!
  未来社会とはー「共同的生産手段で労働し、協議した計画にしたがって、自分たち
 の多くの個人的労働力を、自覚的に1つの社会的労働として支出する自由な人々の連合体」
 
  学生さんの感想
   ・私的労働から商品になって交換されて社会的なものになる。商品になると、
   人間と人間との関係から離れて商品と商品の交換になってしまう。やっと
   生産関係と人間的関係が切り離されている、すなわち物々交換の間にお金=金
   が間に入って交換されるのだとわかりました。

   ・貨幣は、人類の英知の結晶であり、本来は社会進歩であると思います。ただ、
   いまの社会では、人間が金もうけに支配されています。労働生産物が商品となる
   社会は、実はこの資本主義社会の特質であって、人類の社会のなかで見たら、
   とても「特殊な段階」である、ということがよくわかりました。

   今回の交流会は、まずはピート・シーガーの『WHERE HAⅤE ALL THE
  FLOWERS GONE?』をみんなで歌いました。雨が降ったため、東野先生が
  ギターを持ってこれなくて、今回は練習とし、来週が本番ということになりました。
   そのあと、「自由発想ゲーム」をしました
   お題は歌つながりで好きな歌、もしくは歌手で行ないました!!
   『小林 旭』『安室 奈美恵』と歌手を書いてくれた人や、
   『俵つみ歌』『花をおくろう』『永遠のウソをついてくれ』
   などはじめて聞く歌を書く人、『ベートーベンのバイオリン協奏曲』
   とクラシックを書く人、『がんばりましょう』と元気になれる歌を書く人など
   いろんな歌や歌手を書いておられました
   「アンジェラ・アキの『手紙』」『恋するフォーチュンクッキー』を書かれた
   人が思いがけない人だったので、みんなで驚いてしまいました
   でもそれが自由発想ゲームの面白いところだと改めて思いました   
  

 

 
[2014/03/07 09:14] | 経済学教室 | トラックバック(0) | コメント(0) |
近現代史教室☆第5回目
176期日本近現代史教室も折り返しとなる5回目。今回は「満州事変」からアジア太平洋戦争までの十五年戦争の時期における対抗を学びました。
当時の支配層(軍・天皇・政府)が侵略の道をひた走っていたこの時期、マスコミの扇動や中国蔑視感の広がりもあるなかで、日本で反戦運動は困難となっていきました。
ちなみに、この十五年戦争でたびたび登場する「有名人」がいます。「満州事変」でつくった「満州国」の実権を握りアジア太平洋戦争期には強制連行・強制労働を立案・実行した人物…、そう、何を隠そう安倍首相のおじいちゃん岸信介でした。やっぱり蛙の子は蛙ですね~
さて、こんな状況では、反戦運動はなかなか難しい状況でした。しかし、それでもごく一部は弾圧されながらも反戦・反ファシズム運動を行ないましたし、なにより、国民が腹の底では不満を抱えていました。反戦・厭戦の投書などにそれがよく現れています。ひとつ例を出すと、1942年の翼賛選挙で無効票となったものには「債権の押売やめて呉れ、スターリン岸大臣覚悟あれ、中小工業者は犬猫にあらず殺されてたまるか」などと書かれていたりしました

支配層がどれだけ強力に押さえつけても、国民の不満を消すことは絶対にできないのです

最後に、印象深かったところを紹介します。山田洋次監督の「小さいおうち」に描かれていたように、1930年代半ばまでは戦争は始まっていたとはいえ、反戦運動などをしなければ、穏やかな生活でした。しかし、対外強硬・戦争支持を「常識」としていたことが、日本を焼け野原にし、アジア諸国に甚大な被害を及ぼすことになったのです。つまり
平和な正月の光景を町から消すのなんか簡単なのだ
今の政治の動きに対して、自分には関係ないと思っていると、いつの間にか「平和な正月」は消え去ってしまうかもしれません。今こそ、歴史を前に進めるために頑張りましょう
[2014/03/06 15:02] | 近現代史教室 | トラックバック(0) | コメント(8) |
堺教室
「歴史の真実と日本の針路を考える・堺教室」にお邪魔しました。

「学習の友 別冊~歴史の真実と日本の針路を考える」をテキストに
日本の近現代史を学びます。講師は中田進先生です。
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日本の右傾化、“戦争する国づくり”すすめられようとする中
歴史認識問題が焦点となっています。

みなさん問題意識をもって
真剣に学ばれていました。

今期の堺教室は男性と女性がちょうど半分半分です。

“橋下・慰安婦発言”のもとで、
現在進行形の女性の苦しみが、橋下発言への怒りとなったというお話には
納得が広がっていました。


テキストに使用されている
この「学習の友 別冊~歴史の真実と日本の針路を考える」
1393684884490.jpg
↑テキストの「学習の友 別冊」と教室ニュースの「すくらむ」

東京裁判、従軍慰安婦問題、
ヘイトスピーチ、靖国問題、
南京大虐殺、歴史教育問題・・・
歴史認識に関する問題が、
分かりやすくコンパクトに
おさめられています。

また、巻末に収録されてる
「河野談話」「村山談話」
国連の「侵略の定義に関する決議」などの資料も
今、本当に役立ちます。

今こそ活用するときです。
おススメです!
[2014/03/04 17:04] | | トラックバック(0) | コメント(1) |
第176期関西労働学校哲学教室
第4課 弁証法的なものの見方

今回から弁証法に入りました。
「世界はたがいにつながりあい影響しあいながら、たえまなく運動し変化し、しかもそのなかを発展の方向がつらぬかれている」深いなあ…という感じです。
人間の思考が分析的方法によって発展してきたけど、機械論的になってしまったくだり、これまた深い。

人間の思考そのものが弁証法的だなあ…と一人納得する今日この頃です。

学生からは「なぜヘーゲルほどの人が、弁証法を自分の観念論哲学の体系に閉じこめたのか」という素朴な疑問が起こっていました。
なぜでしょうか?
ヘーゲルがイエナ大学という今の日本で言えば東大のような有名大学の学長という高い地位であったこと、ドイツ国家がイギリスやフランスに比べ遅れた発展段階であったこと、当時の唯物論が機械論的であったため、自然科学の解明度合い、いろいろ考えられると思いますがいかがでしょうか。

現在の日本は、安倍首相や橋下市長の台頭だけ見ると、第一次大戦後にワイマール憲法という当時世界一の憲法を持ちながら、ナチスのファシズムを許したドイツと重なるところがあります。しかし、世界を連関においてとらえ、その発展をとらえるならば、私たちの運動で決して逆戻りはさせないと強い確信がもてます。がんばりたいです

交流会は学生の提案で「オリンピックで印象に残ったこと」をテーマに交流しました。
スポーツを楽しむのも基本的人権、金メダルだけが感動ではないと感じられる交流でした。
日本政府には中国に東京オリンピックをボイコットされないように、まともな外交をしてほしいと思います。
[2014/03/01 15:26] | 哲学教室 | トラックバック(0) | コメント(1) |
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働くものにふさわしいものの見方・考え方・そして変え方をみんなで一緒に学ぶ学校です。

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