まいど! 関西労働学校です
人間らしく生きるために 社会と人間の根本を学ぶ
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『186期 資本論入門教室』ご案内
第186期 『資本論』入門教室
『資本論』発刊150周年記念

6/1(木)~8/3(木)
毎週木曜日(全10回)
6:30pm~8:30pm
講師:東野 宏昭 (関西勤労協講師)
会場:関西勤労協会議室(森ノ宮)
テキスト:『テキスト』(勤労協)

第1回 「商品」から『資本論』は始まる――科学的経済学の第一歩
第2回 商品と貨幣――どのようにして商品から貨幣が生まれるのか
第3回 商品生産社会――なぜ、モノとカネが支配する社会になるのか
第4回 貨幣と資本――資本は、最初は貨幣として現われる
第5回 労働者は資本家に何を売るのか――労働力が商品になる
第6回 資本と剰余価値――資本主義の搾取の仕組みの解明
第7回 労働時間の短縮こそ先決条件――イギリスの労働時間短縮闘争に学ぶ
第8回 労働の生産力はどのように発展するか――協業、分業そして産業革命
第9回 機械制大工業と労働者――未来社会の担い手の成長・発展
第10回 資本主義の発展の歴史的傾向――労働者階級の人類史的使命

発刊 150 年の『資本論』、楽しく学んで元気に    ~東野宏昭~

『資本論』との 50 年前の出会い 50 年前(1967 年)の『資本論』との出会いが、私の生き方の方向を決めました。 20 歳、化学を学ぶ学生でした。『資本論』発刊 100 年、マルクスという人物もよく 知らないまま、なんとなく手にした『資本論』の第 1 章、冒頭の文章に驚きました。 「資本主義的生産様式が支配している諸社会の富は、『商品の巨大な集まり』として 現われ、個々の商品はその富の要素形態として現われる」(第 1 章 商品)

『資本論』と化学 「物質は、原子や分子の巨大な集まり」からできています。だから、物質の構成要 素である原子・分子から化学の教科書は始まります。マルクスの「経済学」と「化学」 との共通点から親近感を抱いて、『資本論』の世界に吸い込まれていきました。最大の 難関とされる「価値形態」のところで、また驚きが・・・・。 「酪酸は蟻酸プロピルとは異なる物体である。・・・・蟻酸プロピルが酪酸に等置され ることによって、酪酸の化学的実体がその物体形態から区別されて、表現されるであ ろう」(第 1 章・第 3 節 価値形態または交換価値)

強烈な臭いの酪酸と、芳香性の蟻酸プロピル・・・・これらの物質臭を実際に実験室で嗅ぎ ながら、この難解な一文を何回も何回も反復しました。マルクスが化学異性体を例にし てくれたお蔭で難関の「価値形態」がなんとか理解でき、そのあとは、貨幣、資本、剰 余価値・・・・と比較的、順調に読んでいきました。学校を卒業する頃には「搾取論」だけ は身についていたように思います。

労働者として『資本論』を読む    厳しい 3K 職場の中で苦しみながらも、『資本論』は、労働者として働く誇りと喜び を与えてくれました。その後の転職、病気・・・・、いつも『資本論』だけは手許にあり ました。「第 8 章 労働日」、「第 13 章 機械と大工業」が、生きる勇気を与えてくれま した。そして「未来社会論」・・・・。

発刊 150 年をむかえた『資本論』    6年前の第 171期から、吉井清文先生(関西勤労協・名誉会長)のあとを引き継いで、 経済学教室を担当させてもらっています。受講生の皆さんの暖かい励ましが、私の元 気の源泉となっています。  発刊 150 年の 2017 年。この機会に、あなたも、楽しく元気に『資本論』を学んでみ ませんか。あまり難しく考えないで、気軽にご参加ください。

 

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[2017/05/24 22:03] | 経済学教室 |
『賃金・価格および利潤』第2回
まいど! 経済学教室事務局です!

インターナショナルの場で「賃上げは無用だ」という主張をしたウェストンという労働者がいました。
マルクスの講演は彼の主張を批判するところから始まります。
ウェストンの主張は「賃上げしても物価が上がるから無駄」というものです。
今でもこのような主張はありますが、マルクスはこれを丁寧かつ徹底的に論破していきます。
ウェストンの主張の誤りと、それに対するマルクスの批判の方法を学ぶ、そんな第2回講義でした。

講義後の交流会では『絵しりとり』をしました。
『ゴミ』や『ビニール袋』など、絵としてはあまり目にすることがないものが描かれたり、毎度ながらの何の絵に見えるかのこじつけ合戦も盛り上がりました!
[2017/02/22 10:23] | 経済学教室 |
『賃金•価格および利潤』教室 第1回
まいど! 経済学教室事務局です!

経済学教室も第1回が始まりました。
第1回講義では、これから10週間に渡って学ぶ『賃金•価格および利潤』とは一体どんな本なのかを学びました。

『賃金•価格および利潤』は、マルクスが第1インターナショナル(国際労働者協会)において、ヨーロッパ各国から結集した労働者へ向けておこなった講演を本にしたものです。
講義では、当時のヨーロッパ各国の情勢や、インターナショナルには様々な思想•主義をもつ労働者が集まっていたこと、当時マルクスはどんな状況でインターナショナルに臨んだのか、などが話されました。

まだ本論には入らず、まずは当時の時代背景をしっかりと掴む、という感じでした。
時代背景とともに理論を学ぶのは、古典を読むときの楽しみでもありますよね!





[2017/02/13 12:11] | 経済学教室 |
第185期 関西労働学校 科学的社会主義の経済学教室
第185期 関西労働学校 科学的社会主義の経済学教室

『資本論』発刊150年にあたって、
マルクス自身による『資本論』の最高・最良の入門書を学ぶ

『賃金、価格および利潤』を学ぶ

① 国際労働者協会(インタナショナル)とマルクス
② 賃上げは物価も上がるから無益で無用なのか
③ 「賃金が価格を決定する」論はどこが誤りか
④ 商品の価値とは何か―科学的経済学の第一歩
⑤ 社会的な生産力の発展と、商品の価値および市場価格
⑥ 労働者は資本家に何を売るのか―労働力が商品になる
⑦ 資本家の利潤は、どのように、どこから生まれるのか
⑧ 賃金、価格、利潤は、相互にどのような関係にあるのか
⑨ 労働時間短縮の闘いによって獲得した自由な時間の意義
⑩ 資本家階級と労働者階級との闘争の性格とその展望
2/9(木)~4/13(木)
毎週木曜日(全10回)
6:30pm~8:30pm
講師:東野宏昭(関西勤労協講師)
会場:関西勤労協会議室(森ノ宮)
テキスト:マルクス『賃金、価格および利潤』
『賃金、価格および利潤』はマルクスが1865年に国際労働者協会(インタナショナル)でおこなった講演の原稿にもとづいて、1898年に末娘エリナによって出版された書物です。
この著作の大きな魅力は、科学的社会主義の経済学の基礎理論――価値とは何か、搾取とは何か、階級闘争はなぜ起こりどんな意義があるのか、――を、マルクス自身が心を込めて熱く、労働者に直接に語りかけているところにあります。
いま日本では、大企業は史上最高の利潤をあげ、内部留保は300兆円を超すというのに、労働者の実質賃金はこの20年間低下し続けています。非正規雇用の拡大、雇用の不安定化も深刻です。このような情勢のなか、「賃金とは何か」など経済学の基本的な問題を論じたこの本は、あらためて学びがいのある著作となっています。
国際労働者協会(インタナショナル)の創立とマルクス
1864年9月、ヨーロッパやアメリカで資本主義が急速に発展し、労働運動や社会主義をかかげる運動の高まりのなか、国際労働者協会が、労働者階級の最初の本格的な国際組織として、ロンドンで生まれました。マルクスは当時、20年余の経済学研究をへて『資本論』全3部の原稿を書き終え、第1巻の出版のための最後の仕上げの真っ最中でしたが、協会の誕生を前に運動に参加。創立宣言の起草をはじめ、組織発展のため、実質的な指導者として、献身的にその役割を果たしていくのです。
『資本論』の水準をふまえて、労働者階級のたたかいの意義を解明
インタナショナルは、各国の労働者の経済闘争やストライキ闘争を最初から重視していました。そんな時にイギリスの評議員のウェストンが「賃上げ闘争をやっても、労働者にはなんの利益にもならない。労働組合も有害なだけだ」という持論を持ち出してきたのです。こんな労働組合否定論を放っておけないと、マルクスは事実にもとづいて具体的に反論し、『資本論』研究によって到達した「価値論」、「剰余価値論」、「搾取との闘争論」などを初めて、まとまったかたちで中央評議会で講演したのです。さらに、この講演で新しい恐慌論が語られました。恐慌は一定の周期で起こる当たり前の経済循環で、資本主義は恐慌を通じて発展するという見方に立ち、その中で「労働者はいかにしてたたかうか」という議論を展開します。そして、労働者は資本主義の枠内にとどまることなく、新しい社会をつくる旗、「賃金制度廃止の旗」を高く掲げなければならないと結論したのです。
テキストの全文を教室みんなで読んでゆく
本教室では、マルクスと末娘エリナが残してくれたこの素晴らしい経済書の全文を、段落をおいながら解説し、そのあと、みんなで質問・感想を出し合い、いっそう理解を深めていきます。教室みんなの力で、楽しく語り合い、学びあい、成長していく、そんな経済学教室に、あなたもぜひご参加ください。
東野宏昭
[2017/01/04 14:32] | 経済学教室 |
経済学教室 第3、4回
2回の教室の様子を1つの記事でブログに上げるという悪しき習慣が付きにしもあらず。

まいど、経済学教室事務局です。

3、4回では、ウェストン批判も終わり、ついに「商品の価値」の話に入りました。

マルクスは、ウェストンの考えを突き詰めると
商品の価値(価格)が労働の価値(賃金)を決定する⇔労働の価値が商品の価値を決定する
という結論なき悪循環に陥ることを明らかにしました。(第3回)

そこから、そもそも商品や労働の価値ってなんだ? となります。
商品の価値を考えるとき、そもそも、なぜ異なる商品どうしでも交換できるのか。
それは、全ての商品に共通する他の何かがあるから。
その共通する何かが価値であり、価値の実体は、人間の労働によってつくられたものだということ。(第4回)

価値の実体は労働というこのくだり、資本論入門教室から数えると、10回以上ブログで書いている気がしますが、ここだけは省けません。
ここの理解は、労働者にとってすごく重要だと思います。
次回からは、これを土台に、賃金や利潤について学んでいきます。


交流会は
「わたしは誰でしょうゲーム」(第3回) 「学習の友読み合わせ」(第4回)
でした。

第3回のわた誰は労働学校でも定番のゲームです。
今回は少し難易度が高め。
お題が、「忘れ物」「そば」「ハネムーン」「ANA」「トランプ」「金歯」でしたので。
それでも、すごく近づいているのに答えを素通りしたり、「金歯」を一発で当てるミラクルなどもあり、盛り上がりました。

第4回の学習の友の読み合わせは、10月号の伊藤千尋さんの記事を読みました。
「帝国主義という言葉は今は使わない」「今の日本も見習わないと」
という話になりました。
国民が立ち上がれば、アメリカが介入してようが、社会は変えられるという展望を持てる記事でした。

次回は、おいしいご飯と楽しい交流でお馴染みの、お食事交流会です。

では、また(再)来週(笑)~。


[2016/11/01 20:05] | 経済学教室 |
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Author:関西労働学校
働くものにふさわしいものの見方・考え方・そして変え方をみんなで一緒に学ぶ学校です。

主催:関西勤労者教育協会
   大阪市中央区森ノ宮中央1-14-17
   ICB森ノ宮ビル402号
   電話 06(6943)1451

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